ちびキャラで大まかなバランスを知る

パースってなんだっけイラスト

エイゾーでござる。

前回からキャラクターを描けるようになるために人型の練習を始めました。でも人間て描くの無茶苦茶難しい・・・。あれ?そうでもない??

いやいや、絵が下手なエイゾー的には人間というのは偉くハードルが高いシロモノ。なので細かい部分を省略したちびキャラから入ることに。

前回で顔を何となく描けたので、今回は身体をやってみます。

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ちびキャラならではの比率

ちびキャラは大体2~3頭身くらいで描かれるようなんだけど、当然それだとリアルな7~8頭身くらいとは比率が異なる。これは大前提。

それでもリアル側に通ずるものがあると思うので、違いを認識しつつやってみようと思うぞ。

まずは基準となる頭

頭は丸と2本のあたりを基本とするんだった
頭身の基準となる頭

何頭身であれ頭のサイズが基準。まずは前回やった通り丸を描いて2本のアタリを足しておきます。今回は正面。

早い段階で全体のサイズを決めておく

頭身を確定しておく
先に大枠を決めてしまう

んでいつものエイゾーならここから首描いてー胴体描いてー腕描いてーって上から順に描いていくんだけど、まずは全体のサイズを確定させるんだと。今回は2.5頭身くらいでいきます。

最初のサイズを決めておくことで各パーツのサイズを導き出せるとのこと。そんなことができるのか!

身体のパーツの比率

胴と脚が同じって覚えやすいね
覚えやすいのが一番よね

全体のサイズが決まったら、頭の下から地面までの半分のとこに股が来る。つまり胴体と脚が1:1くらいになるようにする。これは覚えやすいね。

エイゾーとしても大体このくらいかなーと思ってたんだけど、実際の7~8頭身の場合は頭も入れた胴体部分と脚が1:1くらいなんだと。いや脚長いなぁ。

腕は意外と長い

腕って結構長いのね
劉備は直立すると指先が膝まであったとか

最後に腕だけど、手首が大体股くらいのところに来るって。そうなんだよ、腕って結構長いよね。

でも絵にするときは結構短く描いてしまう。曲げた腕を描く時は「いや、これ伸ばしたらどんだけ長いんだよ」ってくらい長く描いてしまう。

比率を知っておくことで、根拠のある絵が描けそうです。描けるかどうかは別として。

シンプルだけどエイゾーにも描けた
とりあえずこんな感じ

応用編としていろんなポーズを描いてみる

顔の描き方、そして身体のパーツの比率が分かったところで、いろんなポーズに挑戦してみます。

いや、無謀だな。でもやってみないといつまでもやらずじまいだろうしね。

全体を意識しながら描くことに集中する

身体と頭の向きに気を付けて
前ならえ!

早速1つ目。前ならえ中に後ろの子から声かけられる図。

とりあえず何かしらの動きをつけようとした結果「前ならえ」が思いついたんだよ。でももうちょい立体的というか、顔の向きとかもいろいろ練習しようと思って、こんなシチュエーションに。

最初に全体のサイズとこのちょっと後ろに反った感じをメモしておいてやってみたよ。腕の長さは2本指でコンパスみたいに長さを取ってみてやったけど、なかなかいい感じになったかな。

時には大げさに描くことも大事

手前にあるものは大げさに大きく
何かの危機的状況

今度は上から見た感じを描こうとして思いついたのがこれ。何かにつかまって耐えている感じ。

パースのときに手前にあるものは大きく、遠くのものは小さくってやったけど、結構大げさにやるとそれっぽくなるのね。実際はこんなに足は小さくならないと思うけど・・・。

でもだんだんと奥行き感が描けるようになってきた気がする。気がするだけかもだけど。

下を向いているのもアタリで解決

アタリを取っておけば下向きも大丈夫
箱の中身はなんだろな

下を向いている顔って、やっぱり難しいんですよ。

でも前回やったアタリのおかげでそれっぽくできたと思う。

これ、髪の毛が入ってくるとまた難しくなるんだろうなーと思いつつ、今はこれが描けたことに満足!

肘はどこにあるんだろ

上腕と前腕も同じくらい
前腕と上腕は大体同じくらい

さて、もう少し細かく動きを付けてみようかな。

腕の大体真ん中に肘がくるそうな。前腕と上腕が同じくらいってことだよね。

大体こうやって曲げた腕を描くと前腕だけで腕全体の長さくらいに描いちゃってたんだけど、そこそこ自然な感じになったかなぁ。

断面図の練習をした方がいいかも

パースってなんだっけ
自分で描いたことが信じられん・・・

まがった腕とかを描く時に、どこがどういう向きになっているかまだ分かりずらい。

こういうのは要所要所の断面を意識できるようにしていくといいみたい。今度練習してみよう。

でもね。こんな絵が描けるようになったんですよ。感動ですよ。箱とかパースもへったくれもないけど、それっぽく見えるもんね。

正面からが一番難しいかも

本当はこっちに走ってくる感じにしたかった
徒手空拳!

これ実はこちら側に猛スピードで走ってくる図を描きたかったんですよ。でもなんか空手でもやっているかのような感じになっちゃった。

奥行があるものを正面から描くって、一番難しいかもしれない。奥行の情報を描き足しにくいからかな。

ここはもうちょい練習が必要だ!(ここだけじゃない)

膝も大体真ん中ですってよ

脚の真ん中くらいにひざがくるよ
背景が適当なのは置いといて

肘が大体腕の真ん中というのはやりましたが、膝もまた脚の大体真ん中になるみたい。

実際は股下よりも上の方までが脚っぽく見えるので膝上が長い感じがするけど、股下からなら1:1。

足を組む+下の方からのアングルとか無謀すぎると思ったんだけど、なんかそれっぽくなっちゃった。なんかやっぱり上達している気がするよ。

勢いがあるようなのはまだムズい

勢いあるのとか道具を持ってるとかはやっぱり難しい
どういうシチュなんだこれは

激しい銃撃戦を描きたかったけど撃沈。やっぱり調子に乗ってはいけない。

でも脚の長さとか腕の長さとかはあまり変じゃないと思う。道具を持った時の腕の様子とか、やっぱりまがったものを正面近くから見た時ってのが難しいな。それでも今までの人生でこんなん描けた試しがないけどもね。

全体と個々の比率

今回ある程度の比率を知ったことで、今までではありえないような絵を何も見ずに描けるようになってきました。手本無しで直立以外の絵が描けるってのはちょっと自分でも信じられない・・・。

まだまだ課題は多いけども、できなかったことができるようになったのも増えてきた。それくらい今までがダメダメだったんだけどね。

特に寝転がってるやつなんかはちょっとした感動もんです。

あとは同じものを違う角度から描けるようになると、最難関の正面図とかがもうちょいマシになると思うんだけどね。練習あるのみだな。

では今回はこのへんで。バイバイ!

ではまたー

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