エイゾーだす。
前回は肩回りを中心に腕の描き方を調べました(習得はできていない)。腕の練習をするために肩や首回り、そして脇のあたりまで触れたので、胴体がやや立体的になるという嬉しい副産物も。
ただだんだんと細かな描写になってきたこともあり、ちびキャラからはそろそろ離れて頭身を上げていく必要がありそうです。
さらには今後脚の練習を始めるとなると腰や骨盤といった部分を無視するわけにはいかなくなります。
そこでここは一旦、また全身のバランスの練習に戻りたいと思います。
骨格人形でとにかく練習
とにもかくにも体の比率やポーズなどは練習するのが一番!というわけで、とにかくたくさん描いて覚えてしまおうと思うのですが、
「いや、たくさん描くのって大変だよ」
となるわけですね。
そこで細かい部分はとりあえず置いといて、比率やポーズに絞って描きたい。そこで登場するのが骨格人形=コッカ君です。(エイゾー命名)
ある程度の骨格を備えたコッカ君
こんな感じの棒人間が最もシンプルだと思いますが、これだと立体的に描く練習には不向きですよね。
基盤となる骨格をさっと描いてポーズや比率を決めて、そこに肉付きすることで絵にしていきたいので、骨格の時点である程度立体になってないと困るわけです。
そこでこんな感じの必要最低限の骨格を持った人形をベースにして、練習していこうと思います。
これ、腕とか脚とかもちょっと骨っぽくなってるんですよね。ここは針金でもいい気がしましたが、遠近感をだすなら幅が必要だろうということで、この形式で頑張ってみます。
コッカ君、結構難しいんだけど・・・
この骨人形ともいうべきマネキンは別にエイゾーが考えたものではなくて、A.ルーミスという方の『やさしい人物画』という本で紹介されているマネキンです。
これね、シンプルとは言え結局はこれに肉付けすれば完成まで持っていけるくらいのもの。だから最初は超難しい。でも慣れればすっと描けるようになるはず!
いちいち肉まで描くとより一層時間もかかるし性別や体格も気にしなきゃいけなくなるから、ポーズや比率に焦点を絞るなら間違いなく速いはず。信じて練習あるのみじゃ!
きっとこのマネキンと仲良くなれば劇的にうまくなるはず!ということで親しみを込めて名付けたわけです。
脚のカーブが慣れない
壁を押しているところを描きたかった・・・。なんかアキレス腱伸ばしてるみたいになっちゃったけども。
脚のカーブが思っているのと違ってまだまだ慣れない。特にひざ下はそっちに曲がるの!?ってなる。
手足はなるべくバネ感をもって
なんかアイドルとかがやってそうなやつ(謎)。
手足についは直線的に描かず、バネというかしなりをもって描くのがいいみたい。角度によってはどうしても直線になることもあるけど、あくまで骨はまっすぐではない。うーん。
胸部にはケープをかけておく
いくつか描いていて胸部の形が難しいと気づく。ここの立体感はなかなか難しい・・・。
肋骨を模した部分に短めのケープのようなものをかぶったような形にすることで、前回やった肩周りも表現できる。
肩が動けば当然ケープも動く。だからこれがしっかり描ければ、腕をあげた時に脱臼したようにはならない・・・はず。
そして最難関は骨盤
そしてそんな胸部よりも悩ませるのは骨盤。
もうね、これはかなり難しい。2つの円盤を組み合わせただけなのに何でこんなに難しいのか・・・。
ただ逆にこれが描けてしまえば、腰回りはほぼ描けたようなもの。これはとにかく習得したい。できるかな。
試しに肉を付けてみる
骨盤練習で描いていたコッカ君の一つに試しに肉を付けてみた。脚の肉付けに関してはまだ調べていないのでかなり適当なんだけど、なんかそれっぽい。そしてちょっと色っぽい。
いやでもね、後ろ側でしかもちょっと歩いている感じなんてエイゾー描いたことないっすよ。でもそれっぽく見えるよね??すげーぞコッカ君!
とりあえず描いてみようという気になる
いくつか練習しているうちに、少しだけ描く速度が上がった気がする。
そしてそれにより「とりあえずこんなポーズも描いてみよう」という気になる。これが多分一番大事なことだと思う。
絵って結局はある程度の量描かないと習得できないものだと思うんだけど、描くという行為が、内容がシンプルであればあるほど「描く気」になるというもの。
コッカ君とは長い付き合いになりそうだよ。さらにこれをやっていれば3DCGでモデリングするときも絶対役立つと思うんだよね。
今後も時間見つけて描いてみようと思います!
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