エイゾーです。
前回、生き物に挑戦ということで犬を描きました。素人ながらなんとか描き上げることが出来たわけですが、今回は同じ犬の別の姿勢を描いてみましたよ。
というのも後々には3DCGモデリングをするという目標があるので、色々な角度から描けないといけないと思ったからです。少なくとも正面と真横は描けないとなー。
てなわけで今回も行ってみましょい!
四苦八苦度がけた違いの成果発表
今回の成果はこちら。
犬の正面の顔ってなんであんなに難しいんでしょうか。いつも描けなくてなんとなく横の顔にしちゃうんですが、単純な図形の組み合わせで描けちゃいました。今までの苦労は一体・・・。
今回は色塗りに四苦八苦。色決めるのも大変だよね。
違うポーズに挑戦だ!
では工程ごとに見ていきます。
前回に続きclipstudioのイラスト・マンガ描き方ナビから『円から始める!犬の描き方講座』を参考にしています。
円を使ってラフを描いていく
同じ講座を参考にしているので全体の流れは同じ。
というよりこれがイラストの基本的流れなのかな。他を知らないけど。
円で場所とサイズを決める
まずは真横の時と同じく円で胴体のサイズと場所を決めていきます。
今回はお座りバージョン。この時点で頭の位置とお座り状態の後ろ足も大体描いておきます。
やっぱり接地面は大事
胴体が大体決まったら足も描いていきます。
これも前回と同じく接地面を意識して。奥の方で見えにくい右の後ろ足も描いておきます。これで地面の位置も決まりました。描かずして描く。うん、深い。
顔もやっぱり円で
横向きの時は3つの円で描いた頭ですが、今回は大きな円と小さな円、その脇に台形で耳を配置。
犬の正面顔ってすごく難しいと感じていたんだけど、これくらいならまだ出来るぞ。でも結構犬っぽいよね。不思議。
いつも気になってるんだけどなんでラフって水色なんだろ。エイゾーもなんとなく水色にしてるけど。それっぽいじゃん。
下書きに情報を詰め込む
ラフが終わったら下書き。下書きって最終的に見えなくなるんだけど、ここに情報が詰まってるんだよね。
手前のものに隠れていて見えない奥のパーツも下書きなら描いちゃっていい。これによって自然な流れの線が描けるんだね。いやー目から落ちる鱗が足りないっす。
関門の正面顔、突破できるか!?
問題の顔から取り組みます。大丈夫か!?
鼻、上口、下口と描いていきます。鼻はダイヤモンドカットっぽい5角形で、上口は6角形を左右に。目は前回同様三角形で描いていきます。
なんと!犬だ!これは犬。犬の正面顔が出来ているぞ!!エイゾーにも描けたぞい。今まで描けなかったことが描けるとむちゃくちゃ嬉しい!楽しい!
さて顔の輪郭はどうするのかと思えば、耳で隠れるからいらないのね。これは助かる。
胸もパーツとして描いておく
頭が終わったら首を描き、胸を描いていきます。しっかりたくましい胸元になるように角張ったハートのような感じで描きます。
先にこうやってパーツ分を確保しておくとそのあとのパーツがイメージしやすいよね。
ただ今気づいたけど体の角度的にこの胸の向きはおかしいよね。顔に引きずられているなぁ。
下書きの時点でパーツ移動等を済ませたい
前回は清書してからサイズを変更したので線の太さが変わってしまいました。
今回は下書きの段階で移動したので、例え線の太さが変わったりつながりが少しずれても大丈夫。早め早めの対処が鍵ということか!
下書きできたよ
というわけで下書きが終わりました。
後ろの右足なんかはほとんど隠れるんだけど、下書きではちゃんと描いておく。これで線の流れがチグハグにならずに済むね。
あと、もうちょい口を開けて中が見えるようにしましたよ。
下書きはあくまで参考に
下書きが終わったらきれいな線で清書しましょ。
下書きは何本もの線で描いているので参考程度にしかなりません。いや、本当はもうちょい確定しやすいような下書きを描くべきなんだろうか。
顔周りから描いてみる
いよいよこの時が来たか・・・。
下書きを参考にしつつラインを拾っていきます。鼻と口の輪郭を描いて・・・っと、もうすでに今まで描いたどの犬よりもうまい。間違いない。すげー。
耳や胸元辺りは微調整しながら描き上げました。
こ・・・これは・・・お座りしている犬・・・。ちゃんと見えるよね!?ね!?すごいぞ、描けたぞ!
前回同様胸やお腹辺りは細い線でモフ感を表現。線の太さって大事ね。今まで1ミリも気にしたことなかったよ。
色塗りは四苦八苦でした
さああとは色塗りタイム。お楽しみの指先ツールも待っています。
と思っていたのですがね・・・。
ベースはバケツツールで決まり
ベースとなる色は前回同様塗りつぶしができるバケツツールでサクっと終わります。
まあ、色はどうなんだって話ですけどね。もう少し色の勉強もしなきゃだよなー。
2色使って影をつけていくんだけど・・・
今回は2段階色を分けて影を付けていきます。
ぬりぬりしてー指先でゴシゴシしてー。・・・あれ、なんか汚くない?ってか変じゃない??
もっとシンプルにそして大胆に
うーん、しっくりこなかったのでやり直し。すぐやり直せるのはデジタルのいいところだよね。
何となく前回の感覚というか完成形を意識しすぎてチマチマやったのがいけなかったのかなと思い、もうちょっと大雑把にかつ大胆につけてみました。うん、ましになった。
影でも毛並みを表現できる
つけた影を消しゴムで整えていきます。この時毛並みを表現できるようにギザギザにしてあげると。
なにこのすてきな表現方法。毛は線以外にも表現できるんですな。
2色目の影も大胆に入れちゃう
2色目は1色目に付随する形で入れていくが、前足の辺りなどはこちらを主に塗っている。
1色目より軽めの影になるのでお腹などより前にある感じが出てるね。
最初影に2色もいるのか??と思ったけど納得。うーんやればやるほど奥が深い。深すぎてまだ全貌が見えない感じ。
影で力尽きてだいぶ適当に
影2色塗りの部分で試行錯誤があったため、だいぶ疲れてしまった。
これ人間のキャラクターだと髪の色から服の色からあるんだよね??いやー大変だわ。
目と鼻と口はシンプルに黒
もう疲れてきたので特に考えず黒。これ、本当は塗り込むと透明感ある目とかになるんだろうね。
それはでもまたいずれね。いやちゃんといつかはやりますよ。いつかね。
というわけで完成です
舌を塗って目にハイライトを入れたら、全体の色が薄く見えたので濃くして完成です。
犬の「正面の顔」でかつ「お座りポーズ」というどちらも今まで描きたくても描けなかった構図が描けてしまいました。
いやまだ何も見ないでは描けないし、違う犬種とかも無理だけどね。でもこれは大きな前進ですよ。ちょっと色の塗り方で手間取ったけども。
今回描いてみて思ったこと
いやー途中で投げ出そうと思ったけども、すぐにやり直せるデジタルのおかげで最後まで行けました。
絵心なくても、見よう見まねならばある程度は描けることが分かりましたね。この構図は絶対に描けないと思ってたから。
色の選び方やブラシの選び方、細々したテクニックとか全然わかっちゃいないんだけども。それでもまずは描けたというのが最高に嬉しい。
いつしかこの絵をさらりと描けるようになることを夢見て・・・。今日はこの辺でー。
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