カップケーキ完成へ

並べてみましたBlender

エイゾーです。

さてカップケーキシリーズ(?)も大詰め。今回はデコレーションです。

早速行ってみましょう。

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曲線でクリームを作る

ホイップクリームはまず曲線ツールで
これがホイップクリームの骨になる

さてカップケーキの上にホイップクリームで渦巻き状にデコレーションしたいわけです。ということでまず曲線ツールで渦巻きを作ります。

グルグル巻いて巻き終わりは隠しておきます。

渦巻に高さをつけます
高さをつけるとだんだんそれっぽく・・・

渦を巻いたら中心が高くなるように持ち上げます。お、なんかちょっとそれっぽくなってきたんじゃないか??

断面を作ってセットする

カップケーキに乗せてサイズ調整
ホイップクリームの断面を作る

このままだと針金みたいなクリームになっちゃいますね。

というわけで断面を作ります。この断面の形を渦に這わせることでホイップクリームにします。すごいことができるもんだ。

ホイップクリームの断面の形を作る

こんなアスタリスクみたいな形にしました。家にある口金がこんなんだったので。

これを渦の断面として設定しちゃいます。

ホイップが乗ってる!

デフォルトの色が白なので、すでにホイップになってる!

どうでしょう。何となくこれでいけるかなくらいのノリでやったんですが、何とかなっちゃいましたね。やった。

最難関?ホイップクリームの質感

細かい気泡を表現したいんだけど・・・
気泡っぽくノイズを入れてみる

ただ表面がツルツルだとホイップクリームっぽさが弱いんだよねー。

今回もノイズでどうにかできるかいろいろやってみます。

ホイップクリームってザラザラなのにてかりがあるよね
ザラついてるけどテカるとは。

ホイップクリームって、気泡がたくさんあって表面は割とざらついてるんだよね。そのくせ結構テカリがあったと思うんだよ。そこが難しい。

ソフトクリームとホイップクリームの違い

ソフトクリームっぽくなっちゃうのはなぜ
それっぽくなったけどこれはソフトクリームでは・・・

四苦八苦してなんかそれっぽくなってきた。しかしながらどちらかと言えばソフトクリームに見えてしまう。

そもそも私たちはソフトクリームとホイップクリームってどうやって見分けてるんだろうか。

たとえばソフトクリームのコーンにホイップクリームが盛り付けてあっても、「あれ?これホイップじゃね??」ってなると思うんだ。

どこかでこの2つを見分けているわけなんだけど、それが何かわからない。うーん。

ホイップっぽくではなくソフトクリームっぽくないようにする

山の数を増やしてかつウェーブさせてみる
地道な修正が入ります

そうとう悩みました。お菓子の本とかも見ていろいろと。

ホイップクリームっぽくするにはどうするか・・・ではなくソフトクリームっぽくないという方向にしてみようと。何を言っているんだ。

まずソフトクリームってのは大抵形状が決まってると思う。今回作ったようなアスタリスク型っぽいやつだと思うんだ。

それに対してホイップは口金がたくさん種類あって、その中でもギザギザが多い口金ならソフトクリームらしさからは遠ざかるのではないかと。うむ。

さらに、ソフトクリームは重い。ホイップは軽い。この重量をどうやって表現するかだけど、ホイップって結構すぐに形が変わるからまっすぐ出すのって結構難しい。だから細かくウネウネしやすいんだ。

だから断面を倍の数のギザギザにして、かつウェーブするようにしてみた。

ホイップ完成・・・?

これならホイップっぽいか
エイゾーにはこれが限界です・・・

ど・・・どうだろうか・・・。エイゾーにはこれが限界だぞ・・・。

でもね、これ表面のマテリアル情報がリセットされて何もないツルツル状態なんですよ。それでもソフトクリームっぽさは薄まったと思うんだよね。

本当はウェーブもランダムにつけたほうがそれっぽくなるだろうけど、力尽きた。

トッピングも忘れずに

アラザンはちょっとメタリックに
やっとクリームが終わったのでトッピングへ

長い長いホイップ戦争を終えて(?)ようやくトッピングへ。今回はアラザンを散らすだけなので、完成まであとちょっと。

アラザンは球体だし色味も複雑ではないから簡単。ややメタリックにしてケーキに散らしていきます。

いよいよ撮影へ

せっかくなのでお皿も作りましょ
ちゃんと周りの環境も整えましょ

ようやくカップケーキが出来上がったので撮影です。

でもカップケーキだけじゃ味気なさすぎるよね・・・。てなわけでお皿を作ります。

超シンプルな白い平皿なら私でもそこそこの時間で作れちゃいます。

机も準備して環境を整える

テーブルも作らなくちゃ
まさか地べたに置くわけにはいかないよね

お皿ができたらテーブルも作りましょう。さすがに地べたに置くわけにはいかないからね。

テーブルもシンプルな形なら簡単にできます。いや作り方があってるかどうかは別として。

木目のテクスチャを貼って
テクスチャという存在

テーブルは木目がいいんだけど、さすがにそれを作れるほど能力がない。

というわけでフリーのテクスチャを貼ることに。すごい!あっという間に木のテーブルに早変わり。楽ちんだし、すごくリアル。

スタジオも作って撮影

スタジオに配置
あのスタジオも帰ってきた

そしてあのスタジオも登場して撮影です。

ライトは今回広い範囲で照らしてくれるライトを採用。奥側と手前側に配置してみます。

抹茶クリーム!
抹茶クリームよりカップの色に目がいくような

パシャっとな。実際はレンダリングに結構時間かかるけども。

うん。なかなかいいんじゃないか。素人が作ったCG感がすごく出てるよ。

抹茶クリーム
元のイラスト

これは前にイラストで描いたものを再現したもの。抹茶クリームにピンクのアラザン。配色の実践でやったやつですねー。

ケーキとカップの色がちょっと想定と違ってしまった。照明との相性もあるのかもしれない。この辺りは今後の課題だね。ケーキの焼き色具合もちょっとおとなしくなっちゃったし。

イラストから3DCGへ

並べてみました
カメラの設定も習得しないと

イラストで描いていた3種類を並べてみました。

ややカメラの絞りを調整してみたけど、これももうちょい仕組みを理解しておかないとだね。

でもこうやって見ると結構いい感じじゃないのかな。現実だとなかなか手を出しにくい色味だけどね。

初のCG作品ようやく

長かった。特に質感の表現が。

1つの作品・・・しかもさほど複雑ではないであろうこの作品もかなりの時間がかかりました。

それでも「それっぽく」なった瞬間はめちゃくちゃ達成感があるし、もっと勉強してよりよくなるようにしたいという欲も生まれます。

最初のCG作品、カップケーキ。これにて完成とします!

今後はキャラクターとかも手を出したい。アニメーションをやりたいからね。動きを付けるとか大変そうだけど、ちょっとずつやっていきますよー。ではまた!

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