魔法見たい!?グリザイユ画法

陰影やハイライトもすべて入れてしまうイラスト

エイゾーです。

骨格人形コッカ君も肉付けされ服を着て表情も付くようになりました。というわけでそろそろ色を塗ってあげたいなと思うわけです。

色を塗るというのもまた偉く大変なことなわけで、これもまた色々勉強して練習しなきゃなと思うわけです。

色の塗り方も色んな種類があるわけですが、その中でもグリザイユ画法というのが気に入ってしまったので、何とか習得したいなと思っています。

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グリザイユ画法ってなんじゃい

色を付けて出来上がり!
何となくでグリザイユやってた

そもそもグリザイユ画法ってなんでしょかーってことなんだけど、以前おもむろに描いた犬の時に実はやっているんですね。

普通だったら色を塗ってから陰影をつけていくんですが、グリザイユの場合は最初に陰影だけをつけてから色を塗るというちょっと変わった技法なんです。

グリザイユ画法はある程度デッサンができるレベルでないと難しいということで、エイゾーにはまだまだ早いと思うんだけど、1回やってお気に入りになってしまったので、超背伸びしてやってみようと思います。

グリザイユのいいところ

グリザイユ画法のいいところは先に陰影のみをつけるという点。色味のない陰影のみに集中することになるから大変なんだけど、むしろ影の色を気にしなくていいのならこっち方がとっつきやすいんじゃないかという。

色塗りの方は割とベタ塗でも大丈夫ということなので、色使いがまだよく身に染みていないエイゾーにはむしろいいのでは・・・と。

そして何より、一度陰影までつけてしまえば、あとは自由に色を乗せられるということ。つまり色んな配色でイラストを楽しめるということ。亜種とか希少種とか作り放題よね。

早速やってみる

三分割構図の練習
三分割構図の練習に

今回は構図の練習としてアナログで描いていたこちらを使ってみます。ちなみにこれは「一応」三分割法でやってみたものです。

線画を描く

線画は最終的にいらなくなるかも
なんなんだコイツは

まずはアナログで描いたものを取り込んで下絵として、線画を取っていきます。

グリザイユ画法は「厚塗り」という塗り方に分類されるので、最終的には線画がなかったり、色を馴染ませてしまうのだとか。

ちょっと何言ってるのかわからないので、普通に線を描いておきます。

あといきなり大量でも大変なので、今回は左側の謎の生物だけでやってみます。

グレーで塗りたくる

基準となるグレーで塗りつぶす
これがベースとなるグレー

グリザイユ画法はグレーの濃淡に対して色を乗せていく方法です。なのでまずは40%くらいのグレーで塗りつぶしちゃいます。

これを基準として、これより明るくなりそうな部分にはより白に近いグレーで、これより暗くなるところはより暗いグレーで塗っていくことになります。

影やハイライトも入れる

陰影やハイライトもすべて入れてしまう
ここで9割がた完成となる

影となる部分を暗いグレーで塗り、ハイライトにあたる部分は白に近い色で塗ってみます。

ハイライトは別で後から付け足すというのが普通のようですが、エイゾーの場合はここにハイライトがいてくれた方が分かりやすいので、入れちゃいました。

影は・・・かなーり適当ですね。これももうちょっと勉強せんとなー。

色を付けるのは一瞬

色はベタ塗でも大丈夫
一瞬で色づくのがハマる

影を入れてハイライトも入れたらあとは色を塗るだけ。

今回体の部分と鼻や目、口などは別パーツとしてレイヤーを分けてあります。

だから適当にだぁーって塗っても大丈夫。このモノトーンから一気に色が付く感じが滅茶苦茶いい!無色だった世界が一気に色づく感じがなんとも言えんです。

グリザイユ画法の注意点

色を付けるレイヤーを切り替えればいろんな色に一瞬で変更できますし、追加も簡単。素晴らしいね。

グリザイユ画法の注意点としては「まっ黒」と「まっ白」には色が乗らないということ。

最も明度の高い白と最も明度の低い黒は色が乗らず、そのまま白と黒になります。ハイライトは「まっ白でいい!」とか「ここはまっ黒がいい」とかならいいですが、たぶんあまり使用しない色なのでやめた方がいいかなと。

先にも述べた通り、40%くらいのグレーを基準として大体3~4段階くらいで明るさを調整すればいいみたい。あ、もちろんそれにプラスしてハイライトね。

この練習をしていれば陰影に強くなれそうなので、なんとしてでも習得したいぞ!頑張りまーす。

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