エイゾーです。
ペンタブの環境も整ったので、デジタルイラストを本格的に練習していきたいと思います。
そしてそれをもとに3DCGに移っていくと・・・。まだまだ先は長いですが、楽しく地道に進んでいきます。
さてせっかくペンタブが来たのでデジタルイラストを描いてみることに。
描いてはみたものの
えー・・・なんでしょうかこれは・・・。『傘を持った人』とでもしておきましょうか・・・。
何となく傘を持った人を描きたかったという動機で描きだしたので、目的は無事に達成してはいるのですがね。ペンタブ最初の作品ということで。
イラストが上達するためにはとにかくたくさん描くことが大事なのは間違いないけども、ただたくさん描けばいいかというと違う。
描いた後にその中から課題を見つけて、その課題をクリアするのにどうしたらいいか調べたり考えたりしてそれらを意識して次の絵を描くというのが大事だと思うんですよ。
課題を見つけてみる
では先ほどのイラストから課題を見つけてみます。というより課題しかないと思うけども。
- 首周りと右肩あたりが構造的に変
- そもそもコンセプトがわからない
- しわがいまいち
- 陰影がいまいち
- 全体的にのっぺりしている
- 右手がいまいち傘を持っているように見えない
- 長靴をはじめ衣服の素材が不明
もうやめて。エイゾーのライフは0よ・・・。
いやあ他にもたっくさんあるんだろうけど、とりあえずこれくらいにしておきましょう精神的に。
見つけた課題から1つ選んでみる
今回ツラツラと出した課題をいっぺんに解決するのはまあ難しいことです。というよりそんなことができるならそもそもやっているでしょうし。
コツコツと1つ1つクリアしていくことにします。
どれも致命的な課題なんですけど、陰影について今回は選んでみようと思います。
やっぱりわかっていない陰影
前にも陰影についてちょびっと触れたんですよねー。
箱とか球とかすごくシンプルな形なら何とか行けると思うんですけど、服とか髪とかになると途端に難しくなります。
そこで考え方を変えてみたらどうかと思ったわけです。
影を描くのではなく光を描く
影を描くとなると難しいのなら光を描けばいいのでは??という自分でもよくわからんことを思いついたわけです。
光が当たっていなければ基本的には真っ暗です。自分で発光しない限り。
まずは陰とさらに濃い陰で塗りつぶしておき、光が当たる部分を描いていけばうまくいくのではないだろうか。
今までは陰を先に塗っていた
今まではこんな感じで陰を先に付けていました。より暗い部分はさらに暗い色で追加していたわけですね。
球だったら簡単だけども、複雑な形になってくるとこれがわからんのです。
先にすべて陰で塗りつぶす
こんな風にまずは陰の一番濃い色で塗りつぶしてしまいます。これはこの下にちょっと薄い陰の色も塗り込んであり、レイヤーを分けてあります。
光を描いていく=陰を消す
ここから光っている部分を描いていけば目的達成ですよね。そのためには光が一番当たっているところを先に決めます。そう、ハイライトです。
いつもだったらハイライトは最後なんですが、最初に描いちゃいます。
そしてそれを起点に1番濃い陰を消していきます。陰を消す=光を描くということです。
薄い陰も同様に消す
もう一段階の薄い方の陰も同様に消して終わりです。
陰を描くのも光を描くのも同じと言えば同じですが、光を描く方が感覚的にイメージしやすいのかも・・・。
結局陰を描く方が楽だった!って3日後くらいに言ってそうですが・・・。こういうのを試してみるのが大事ですよね。
描き方は人それぞれでいい
イラストの描き方とかで調べるとそれはそれはたくさん出てきます。でも結局はその人独自の描き方が確立しているんですよね。
その人にとっての正解は他の人には描きにくいものかもしれない。だから色んな意見を参考にしつつも、最終的には自分の描きやすい方法を見つける必要があるんですよね。
今回考え付いた光を描くという方法。ちょっといくつか練習してみてどうしていくか、次の課題が見つかるかもしれないし、これが自分にすごく合っているかもしれないし、実験してみようと思います。
最初のころと比べてすぐに上達が見えるようなことは少なくなってきました。それは少しでも成長している証なので、今後も楽しく進めていこうと思いますよ。
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