腕周りは肩が重要

腕よりも身体が立体的になったことが嬉しいイラスト

エイゾーです。

ちびキャラで人型のイラストの練習をはじめ、ちょっとずつパーツを追加してきましたが、今回は腕をもう少しリアルよりに描く練習をしたいと思います。

とりあえず今のところはほぼ円柱2本がつながったような描き方をしていますが、もう少しだけ情報を加えて、より腕らしくしていこうと思います。

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腕を描くにあたって

腕と一言で言っても

まず前提として、今回は腕(上腕と前腕)、それと肩周りに絞っていきます。ただ、肩を描くのに周辺の部分である胸や脇のあたりが必要と思われるので、そのあたりもアタリ程度に追加する予定です。

また、手は今回は詳細にやりません。多分手だけでそうとう時間がかかると思うので、超簡略化した状態のまま、なるべく腕と肩に集中したいと思います。

とりあえず困っていること

描けそうで描けない

現状では腕の形状がよく分かっていないので結構不自然な感じになっていること。それとどうも肩周辺がどうなってんのかわかっていなくて、「こいつ脱臼でもしてるのか」と感じることがあること。

そしてなにより薄っぺらい感じがすること。これらがエイゾー的に改善したいなぁと思っていることです。

腕って体の中でも動きを表現するパーツだと思うので、これが魅力的に描けるようになるとグッとしまると思うんですよねー。

セーラーのような何か布を乗せている感じ

まず腕を描くにあたってその生えてくる元である肩がしっかり描けないといけない、と。

そうなんだよ。でも肩っていまいちどうやって描いていいかわからないんだよねー。特にちょっと横から見た感じとかどうしたらいいのか全然わからん・・・。

鎖骨と肩甲骨

肩を描くには鎖骨と肩甲骨を意識すべし

今まで全くノーマークだった部位だよ。鎖骨はなんとなくで胸の上あたりにニョロニョロ描くことが合ったけど、鎖骨がどうなってんのかは知らないんだよね。

鎖骨は自転車のハンドルみたい

鎖骨は肩までつながっている
これは人です。人なんです。

鎖骨は自転車のハンドルみたいな形で体の中心側は胸と、外側は肩とつながっていると。

はへー。外側はどこまであるのか知らなかったんだよね。肩とつながっていたのか。肩を描くにあたって鎖骨が重要なのは納得だよ。

ただ1点注意点があって、自転車のハンドルみたいとは言っても、左右それぞれ独立して動くことを忘れないように、と。あーそうか。左右の肩は独立して動かせるもんね。メモメモ。

背中側には肩甲骨

天使の羽はある意味腕の一部
緑の丸は腕の始まり

背中側を見ると肩甲骨がある。この肩甲骨と鎖骨がそれぞれ肩で接続されている感じ。

肩甲骨は結構前に回り込んでくる。背中にあるから不思議な感じだけど、肩と共に結構動いているんだね。

鎖骨と肩甲骨で体の厚みを出す

上から見るとこんな感じ
あくまで立体であることを忘れずに

上から見たところが大体こんな感じ。

鎖骨と肩甲骨で首下の体の形状が大体形成されている。ほう。

つまりこれを意識すればのっぺりした身体から一つ前進できそうだね。

大体エイゾーがいつも描くと体の正面側ばかり描いて横側がないんだよね。どこから横でどこから背中を描いていいかわかっていなかったから。これで少しはマシになるかも。

三角筋という蓋がかぶさる

三角筋は正面から見ると三角に見える
筋肉もある程度覚える必要があるみたい

肩の部分には三角筋という筋肉がかぶさるようにあると。三角っていうけど、正面から見た時が三角っぽいだけで、実際は先のとがったレードル(お玉)みたいな形をしているみたい。

結局のところ、鎖骨と肩甲骨、そしてこの三角筋がどんな場所関係になっているかで肩が表現できると。うわー難しい!!これはさすがに無理かも・・・。

前腕には2本の重要な骨がある

手のひらを前に向けているときは前腕がやや曲がる
左腕を正面から見た図

あまり細かいところまでやるとエイゾー爆発しそうなので、最重要と思われる部分だけ。

これは左腕を正面から見た図だとしてください。さらに手のひらを正面に向けている状態。

前腕には尺骨(しゃっこつ)というひじから小指方面に繋がっている骨と、橈骨(とうこつ)という親指方面に繋がっている骨があるそうな。

んでこれが手のひらを正面に向けた時にはこんな感じの位置関係になっていると。

この時、上腕→前腕→手は直線にはならず、やや前腕が曲がった形になるのだとか。ほえー、自分の腕を見てみたら確かにそうだった。40年近く生きてきて初めて知ったわ。

あと、この状態だと橈骨側はひじに近い部分で肉が付く。尺骨側はほとんど直線。この肉付きをしっかり描けるようになると腕らしくなりそう!

手をひねるとクロスする

手の甲を前に向けているときは2本の骨が交差する
あまり正確ではないんだけど

今度は手の甲を正面にした状態。こうすると尺骨と橈骨がクロスする。そして腕全体がほぼ一直線になる。さらに橈骨に伴って肉も動くので前腕にたすき掛けするように肉が盛り上がると。ほわー。

それと尺骨は手首のところでポコって飛び出てくる。特に男性を描く場合はここをしっかり描いておくとそれらしくなるみたい。

もう描いて覚えるしかない(笑)

と、いろいろ調べてみると、あとは筋肉の付き方とかもしっかり覚えていかなきゃならないんだけど、もうそろそろパンクしそうなので、あとは自分の腕を見ながら描いていこうと思います。

ある程度描けるようになってからさらにクオリティを上げるときが来たら、その辺りもやればいいかなと。

まずは肩の部分を描いてみる

まずは頭をえがいておく
これは頭部ですよ

とりあえず頭がないことには始まらないので、とりあえず描きます。ちょっと適当すぎたかも。

あと、さすがに2頭身とかでは難しくなってきたので一般的な頭身にしておきます。じゃないと首も肩もほぼないからね

方向に気を付けながら首回りの奥行きを出す

顔の向きと体の向きを意識する
体の向きをしっかり決める

顔がどちらを向いていて、そして体がどちらを向いているのか意識して鎖骨と首の後ろ、肩甲骨のラインを描いていく。

当然首をひねっている場合は頭のアタリとずれることになるね。なんかすでにのっぺりした感じじゃないよね。身体に厚みがある!

肩に三角筋を配置する

肩の方向に気を付けながら三角筋を配置
見えない向こう側も意識しておかないとね

そして三角筋を配置すると。背中側は見えないわけだけど、あくまで立体であることを忘れずに描いていくと。

あと、当然ながら腕を上にあげれば、この三角筋も上に持ってかれる。肩パッドみたいについてくると思えばいいかなー。

よし、腕を描いてみよう

一見よさそうなんだけど
なんか変??

というわけで描いてみたのがこれ。前に比べれば格段に腕っぽくなっているんだけど、大きな間違いが。

前腕の2本の骨がクロスしていない時は、前腕は外側に向かってやや傾くんだった。これだとむしろ逆で内側に折れてしまっている。うーんなかなか難しいぞ。

身体の厚みが付いてきた

腕よりも身体が立体的になったことが嬉しい
なんかいい感じじゃない

これは結構腕っぽいよね。手前になる右腕を全体的に大きくしてあげたほうが立体感が増すけども。

そしてなにより体に厚みが付いてきた。むしろこっちが嬉しい。首の時点である程度体の断面を意識するようになったからかな。これは嬉しい。

手は案外大きい

手って意外と大きいよね
手は前腕の8割くらいの長さ

これはちょっと肩幅が狭すぎたけど、こんなクロスさせた腕もそれっぽく描けて結構嬉しかったやつ。

手については今回はまだ細かく描かないんだけど、意外と長いよね。前腕の8割くらいの長さがあることに驚いたよ。

まだまだ覚えることは多いけど

まだこれは腕のほんの序の口・・・なんだよなぁ。

でもね過去に比べたら雲泥の差だよ。ずいぶん腕らしくなったし、バランスも良くなってきた(これでもね)。

構造を知れば知るほど描けるようになると思うので、今後も引き続き練習しながら少しずつ覚えていこうかな。

ガッツ
頑張るぞ!

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